化学療法の対処法を知り治療を乗り越えましょう。

診断

化学療法ってどうして必要なの?

看護師

骨肉腫の5年生存率

骨肉腫の5年生存率はかつては10%程度でした。しかし、医学は日進月歩で進歩しており、新たな治療法も発見されています。現在の5年生存率は約60~70%で、予後も大変良いものになっています。

骨肉腫の死亡原因

骨肉腫の死亡原因は、骨肉腫そのものではありません。実は骨肉腫が肺に転移して、肺機能が低下することにより全身状態が悪くなって無くなることが多いのです。

骨肉腫の再発のリスク

骨肉腫の治療後の再発・転移するほとんどは2年以内です。逆に5年をこえると再発・転移のリスクはとても低くなります。術後再発を見逃さないために、定期的に病院へ通って検査する必要があります。

目に見えないがん細胞

手術で骨肉腫を取り除いたとしても、身体から完全にがん細胞を取り除いたとはいえません。なぜなら、目に見えないレベルのがん細胞がリンパ節や骨に残っているかもしれないからです。もしそれらが残っていると再発の原因になります。

化学療法の重要性

目に見えないがんをすべて取り除き、再発を予防するためには化学療法をつかって身体に残っているがん細胞のすべてを倒さなくてはなりません。化学療法は副作用が強く辛い治療ですが、様々な手段で副作用を抑えることもできます。

治療前に確認しよう

骨肉腫の化学療法について事前に知識を付けておくと安心して対処できるようになります。また、どんな症状が出ても対応する方法をしっかり確認しておきましょう。

化学療法の副作用対策ポイント

下痢に対する対処法

抗がん剤で腸粘膜が傷ついたり、腸の運動が活発になると下痢になります。刺激物(脂質の多い食品・乳製品・香辛料)を避けて、消化に良いもの(うどんやパン)などを取るようにしましょう。

便秘に対する対処法

抗がん剤が原因で逆に腸の動きが弱くなることもあります。この場合は腸の運動を促すために水分を多くとるようにしたり、少し歩くといった軽い運動をしてみましょう。また決まった時間に便座に座ってみるのも効果的です。

感染症に対する対処方

抗がん剤を使用すると免疫力が低下し、外の細菌に対して身体が弱くなります。そのため、手洗いうがいを頻繁に行ないましょう。また、人に会うときはマスクを着用して細菌から身体を守りましょう。特に生ものは感染原因になるため、加熱したものを食べるようにしましょう。

貧血に対する対処法

抗がん剤は血液を作る細胞の働きを抑えて、赤血球数を減らし、貧血の原因になります。
貧血になると、歩行時や起立時のふらつきが強くなり、転倒するリスクが高くなります。身体を動かすときはゆっくりとした動作を心がけましょう。

口内炎に対する対処法

口内炎は、抗がん剤が口の細胞が成長するのを妨げることで起こります。口腔内は細菌が多く、感染症の原因となるため、うがい歯磨きを実施して口の中を清潔に保ちましょう。また、歯ブラシは柔らかいものを使用し、口腔内に傷を作らないようにしましょう。

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