転移の種類と発生場所を知ることでいち早く気付ける

診断

骨肉腫ってどこにできるの?

医者と患者

骨肉腫の肺転移

骨肉腫は、主に肺に転移しやすいがんです。肺へ転移すると、風邪が長引いたような症状がでます。具体的には、長引く咳、喀痰に血液が混じる、息がしにくい感じがするなどです。

骨肉腫のすい臓転移

骨肉腫がすい臓に転移することですい臓がんを発症します。すい臓がんは骨肉腫と同じように初期症状に乏しく、発見した時にはすでに手遅れとなることが多いです。骨肉腫手術後も、定期的に血液検査や画像診断を実施しましょう。

骨肉腫のリンパ節転移

骨の周りにはリンパ節という免疫をつかさどる管が存在します。その管にはリンパ液という白血球が豊富な液体が流れており、それに乗ってがん細胞が転移することをリンパ節転移といいます。リンパ節が腫れると、できものとして外からさわって分かるようになります。

骨肉腫の骨転移

骨肉腫は骨のがんであるため、近くの骨に転移することもあります。この場合は複数個所の手術を実施しなくてはならないため、手術の範囲が大きくなることがあります。

骨肉腫の発症しやすい場所ランキング

no.1

膝の関節部

骨肉腫全体のうち約60%が膝に発症します。膝は大腿骨と脛骨で関節となっている部分です。そのどちらの骨に腫瘍があるのか、もしくは両方かなどによって治療法の選択肢が変わります。

no.2

股の関節部

次に多いのが股関節部で全体のうち約15%です。股は骨盤と大腿骨骨頭によって関節をつくっています。股関節近くには太い神経があるため、腫瘍によって神経が圧迫されると強い痛みを感じます。

no.3

肩の関節部

3位は肩関節で全体のうち約10%を占めています。肩は上腕骨と肩甲骨で関節をつくっています。肩の痛みを関節痛や筋肉痛、腱を痛めただけと放置するのではなく、病院でしっかりとした検査を受けてみましょう。

no.4

顎の骨と関節

次に多いのは顎の骨です。顎骨の骨肉腫は虫歯の治療や歯列の矯正で歯医者さんでレントゲンを撮影した時に発見されることが多いです。進行はゆっくりで腫瘍が大きくなると、かみ合わせが悪くなったり、顎が大きく腫れたりします。

no.5

多発性骨肉腫

全身の複数の骨に骨肉腫ができる場合があります。これを多発性骨肉腫といい、最初に骨肉腫ができた場所から全身の骨に肉腫が転移した状態です。多発性骨肉腫は原発腫瘍が分かりにくく、予後が悪いといわれています。

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