骨肉腫の治療方法について知っておけばすぐに治療を開始できる

診断

骨肉腫の治療方法ってなに?

医者とナース

手術療法について

骨肉腫の手術療法には温存術、全摘出術、自家骨移植術、全人口膝関節置換術(TKA)、回転形成術などがあります。患者の年齢や発達過程、腫瘍の範囲などから、どの手術をするか判断します。

化学療法について

化学療法とは、抗がん剤をつかってがん細胞を破壊する治療方法のことです。抗がん剤には様々な種類がありますが、骨肉腫に効果的な抗がん剤は、メトトレキサート、ドキソルビシン、シスプラチン、ブレオマイシン、イホスファミドなどがあります。

放射線療法について

骨肉腫では、術中に腫瘍部に直接的に放射線を当てて治療する方法があります。しかし、これまで骨肉腫に対する放射線療法の効果実績があまりないため、上記の治療をサポートするかたちで用いられます。

骨肉腫に対する治療法ランキング

no.1

温存療法+化学療法

骨肉腫で第一選択となる治療法は、手術による温存療法と抗がん剤による化学療法の併用です。切除する腫瘍部を最小限にとどめることで、術後の運動機能を残しながら、抗がん剤で腫瘍の転移を食い止めていきます。

no.2

回転形成術

膝の骨肉腫に対して行なう方法で、手術で残った足首の関節を膝関節として再利用する方法です。この方法は、主に骨格がまだ未熟な12歳以下の子供の患者が適応となります。また、もともと自分の骨であるため、拒絶反応がなく安心です。

no.3

全人工関節置換術

腫瘍によって破壊された関節を金属の関節に置き換えます。人工関節の耐久年数は15~20年といわれているため、耐久年数がきた人工関節を再び入れ替えなくてはなりません。一方で、術後に一定のスポーツをすることも可能です。

no.4

化学療法+カフェイン療法

カフェインには化学療法の作用を強める効果があります。この作用を利用して、抗がん剤を使用したあとにカフェインを点滴投与することで良い治療成績をおさめており、5年生存率は90%以上です。

no.5

骨延長手術

骨延長手術とは、腫瘍部を切除したあと、残った骨をゆっくりと成長させて、腫瘍による欠損部分を補う方法です。しかし、腫瘍部が構造が複雑な関節部に及んでいる場合は、他の手術方法が適応になります。

自分の納得がいく治療法の選択

このように、骨肉腫の治療法には様々なものがあります。治療法を選ぶときはセカンドオピニオンや患者の会などを活用しましょう。そして医師や家族、同じような境遇にある患者から情報を収集し、自分の納得のいく方法を選択しましょう。

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